徳島県名西郡石井町 M様邸 雨漏り補修 屋根葺き替え工事 桟木設置 スーパートライ110 強化棟
2021年11月3日更新
徳島県名西郡石井町のM様邸にて、雨漏り補修・屋根葺き替え工事のご報告の続きです!
前回の現場レポートでは、防水シート(ルーフィング)張りの様子までお伝えしました。
「徳島県名西郡石井町 M様邸 雨漏り補修 屋根葺き替え工事 野地板張りと防水シート(ルーフィング)張り」は、こちらのページです。
【屋根葺き替え工事の工程④ 桟木(さんぎ)設置】
防水シートの上に桟木(さんぎ)を設置しました。
写真ではカッパと書いてある防水シートの上に多数並んでいる木材が桟木で、瓦を緊結する為、または引っかける為の部材です。
桟木は全ての屋根に必要なものではないので、使われていないお宅も多くあります。
桟木は今回のように木材のものを使用するのが一般的です。
【屋根葺き替え工事の工程⑤ 屋根本体の設置】
桟木の上に屋根材を設置していきます。
M様邸は、新しくスーパートライ110という屋根材を使用しました。
程良い厚みがあり、高級感のある仕上がりになります。
色は銀鱗が採用されました。
スーパートライ110は美しさだけでなく、頑丈さにこだわった作りになっています。
下の瓦と上の瓦が下部でロックされる形状になっている為、ズレや破損に強く、耐風性能や耐震性能が高いという特徴を持っています。
また、自然素材の粘土とゆう薬を高温(1130度)で焼き締めており、表面はガラス質の被膜で覆われている陶器質の屋根材です。
高温で焼き締めているという事は、その分日光にも強く、変色や変質が起きにくいのです。
塗装工事のメンテナンスが必要ないので、お住まいにかかるトータルコストも抑える事ができます。
「事業内容・工事メニュー > 屋根葺き替え」については、こちらのページです。
【屋根葺き替え工事の工程⑥ 強化棟】
最後は棟の施工です。
棟(むね)は、屋根の一番頂上にある部材で、屋根が合わさる部分の隙間に被せます。
「知っておきたいお住まいの各部位の名前」は、こちらのページです。
M様邸は、強化棟という、木材と金具を使用する方法で設置しました。
屋根の下地に金具を取り付け、その上に長い角材を1本固定します。
強化棟は防災棟とも呼ばれており、地震や台風に強い為、ご依頼が増えています。
冠瓦を被せると、美しい屋根の出来上がりです。
これで完工・・・ではありません!
次回の現場レポートでは、軒天と庇の施工の様子についてお伝えします。
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