下地調整の重要なポイント3 釘頭と下地強度の確認(トタン)

2020年8月21日更新

 
 
外壁塗装の工程には、塗装する前の下地調整がとても大事です。
 
トタン外壁の塗り替え時に重要なポイントになるのが、釘頭の浮きや下地強度の確認になります。
 
一般の住宅で使われる外壁には、サイディング以外にも、金属製の板金を外壁に使用したトタン仕上げがあります。
 
昔のトタン外壁というと、波板を使用した外観が多くありましたが、現在では様々な折り方でデザイン性の高い板金が使われています。
 
通常の板金に加えて、亜鉛を含んだガルバリウム鋼板も、外壁材として人気が出ています。
 
ガルバリウム鋼板でも通常の板金を使用したトタン外壁でも、固定方法は基本的に釘打ちになります。
 
外壁塗装の下地調整では、この釘頭や下地強度の確認が重要なポイントになります。
 
 
釘頭と下地強度の確認方法は?
 
トタン外壁の場合に、外壁を固定している釘の数は無数にあります。
 
1本1本をチェックすることは難しいですが、確認するポイントは絞られています。
 
ひとつめは釘が浮いて飛び出てしまっている場所です。
 
サイディングの建物もトタン外壁の建物も、太陽光や雨や風、湿気など外気にさらされていることに変わりはありません。
 
トタン外壁を施工する際は構造体、防水紙、胴縁、トタン外壁の順番に固定していくことになります。
 
建物を建設する地域によっては、法令でボード張りなどが間に入ることがあります。
 
トタン外壁の下地に使われているのは、サイディングの場合と同様に胴縁という木材です。
 
サイディングの場合には、引っ掛け式が採用されることで釘を使用する箇所が減っていますが、トタン外壁の場合にはすべての固定方法が釘打ちになります。
 
釘を打ち込んだ際の少しの隙間から雨水や湿気は入り込んでしまうので、長年の経年劣化によって、下地の胴縁がやせてしまうことがよくあります。
 
さらに、建物の振動によって少しずつ釘が抜けてきてしまうので、外壁塗装を行うときには浮いた釘を打ちなおす調整が必要になります。
 
ふたつめは釘自体が残っていない場所です。

 
下地に水分や湿気が含まれると、木材は劣化してやせてしまいます。
 
そのまま湿気と乾燥を繰り返すことで、どんどんと劣化が進み、釘を支える強度がなくなってしまうと、釘は抜けてなくなってしまいます。
 
下地調整の段階で釘を打ちなおすことはもちろんですが、下地の胴縁の状態もよく確認することが大事です。
 
やせてしまった木材には釘が刺さらないので、コーキングを併用するなどの工夫も必要になりますね。
 
トタン外壁の場合には、固定している釘頭の確認のほかにも繋ぎ合わせ部分にも注意が必要になります。
 
下地調整の工程の前にはケレン作業を行うので、建物全体の劣化具合をしっかりと確認しておくことが大事になりますね。


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